有料WordPressテーマとして、多くの方から支持を集めているのがAFFINGER5です。
AFFINGER5には非常に豊富なカスタマイズがあり、標準機能でも十分すぎるほど高性能なサイトを構築できます。
しかし、AFFINGER5にも必要となるプラグインは存在します。
ということで、本記事では初めに導入しておきたい、AFFINGER5に必要なプラグインをご紹介します。
また、多様な機能により、他のテーマでは通常必要となるプラグインがAFFINGER5では不要となることもあります。
不要なプラグインについても、併せてご紹介します。
AFFINGER5に必ず導入すべきプラグイン
まずは、AFFINGER5に必ず必要なプラグインをご紹介します。
テーマインストール後は、すぐに導入するようにしましょう。
Google XML Sitemaps
「Google XML Sitemaps」とは簡単に言うと、Googleに自分のサイトを巡回してもらうために必要なプラグインです。
このプラグインを導入しなければ、サイトを公開しても、検索結果になかなか表示されない場合があります。
また、SEO対策としても有効となっています。

EWWW Image Optimizer
サイトを運営する上で、写真や解説画像をアップするのは必須です。
しかし、画像が増えてくると容量が圧迫され、サイトの表示速度が低下してしまいます。
そのような時に役立つプラグインが、「EWWW Image Optimizer」です。
「EWWW Image Optimizer」とは、画像の質を劣化させることなく、アップロード時に容量を圧縮してくれるプラグインです。
これにより、サイトの表示速度低下を防げます。
「EWWW Image Optimizer」がどのような時に役立つかと、例えばある記事をクリックした時に、なかなかページが表示されず「✕」ボタンを押した経験はありませんか?
これは読者が離脱すると言い、チャンスロスとなってしまいます。

Akismet Anti-Spam(アンチスパム)
ブログで公開した記事には、それぞれ読者がコメントを残すことができます。
しかし、中にはスパムコメントを残す読者も少なくありません。
届いたコメントに対して問題なければ承認するのが基本的な流れですが、サイトの規模が大きくなってくると、1つ1つコメントをチェックするのが面倒になります。
そこで役に立つのが、この「Akismet Anti-Spam(アンチスパム)」です。
「Akismet Anti-Spam(アンチスパム)」とは、スパムコメントを自動で削除してくれるプラグインです。

Broken Link Checker
ブログ運営をしていると、自分のサイト以外の記事を参照する機会が多くなります。
例を挙げると、
AFFINGER5の公式サイトはこちら!
というように、外部サイトのリンクを貼る機会ですね。
しかし、リンクを貼った際は有効であっても、時間が過ぎるとその記事が非公開になっていたり、サイトが閉鎖しているケースもあります。
参照できないサイトをリンクとして貼るのは、読者にとっても不利益となってしまいます。
そのような時に活用できるのが、「Broken Link Checker」です。
「Broken Link Checker」とは、発リンクのリンク切れが発生してれば、通知してくれるプラグインです。

TinyMCE Advanced
AFFINGER5には非常に多くの記事装飾機能が備わっていますが、標準機能では少々足りないなと感じる部分も出てきます。
例えば、AFFINGER5では下記のような表(テーブル)を作成する機能が備わっていません。
『AFFINGER5』の評価 | |
初心者おすすめ度 | |
記事装飾機能 | |
デザイン | 少し固め |
レスポンシブ対応 | |
複数サイト利用 | |
AMP対応 | |
価格 | 14,800円(税込) |
しかし、記事を作成していると、必ず表が必要となるケースも出てきます。
そのような時に活用できるのが、この「TinyMCE Advanced」です。
「TinyMCE Advanced」を使用すれば、ご紹介したような表を簡単に挿入できます。
また、「TinyMCE Advanced」はAFFINGER5の公式サイトでも利用が推奨されているので、要チェックです!
PS Auto Sitemap
「PS Auto Sitemap」とは、HTMLサイトマップを設置するプラグインです。
HTMLサイトマップとは、下記のようなページを言います。
サイト全体の目次のようなイメージですね。
サイトの規模が大きくなってくると、読者が記事を探すためにHTMLサイトマップを利用する機会が多くなります。
また、HTMLサイトマップを設置していると、クローラーがサイト全体を巡回してくれるので、SEO面からも有効です。

AFFINGER5のおすすめプラグイン
次に、必ず必要ではありませんが、導入されていれば便利なプラグインをご紹介します。
記事作成を効率良く進められるものもあるので、是非チェックしてくださいね。
Classic Editor
WordPressは過去に数回大きなアップデートが行われていますが、バージョン5.0になったタイミングで、大幅な改良が行われました。
機能面は強化されたものの、バージョン5.0以前の仕様に慣れていた多くの方は、使いにくくなったと辛口評価をあげていました。
いろいろと不便そうな噂を聞きつつ、いつまでも放置するのも…南無三!とWordPressをやっと5.0.3に更新したんですが、新しいエディタ使いにくいですね!!!!
まずツールバーどこ— しゃかりき@ライター (@hj_tec0) February 8, 2019
WordPressで悩んでる人!
WordPressアップデート5.0で編集画面が一変したのご存知ですか?
今までのとは、ガラリと変わり・・・多くのアフィリエイターは「使いにくい」と言っています。
アップデート5.0「Gutenberg」を使わない方法は、プラグインで「Classic Editor」を使用する
— AKOママ🇪🇸アメブロ戦略!挑戦中 (@Affiliate_ako) February 26, 2019
会社のホームページはWordPressで制作していますが、そのWordPressをバージョン5.0に上げたところ、エディタが「Gutenberg」というものにというものに変更されていました。
・・・めちゃくちゃ使いにくい
ホームページ更新する気力無くした(こら)— t-black200 (@Black200T) June 6, 2019
そこでご紹介する「Classic Editor」は、WordPressのエディタ画面をバージョン5.0以前のものにダウングレードするプラグインです。
これから初めてブログ運営を開始される方は特に不要ですが、無料WordPressテーマから有料にされた方など、以前のバージョンを知っている方は利用をおすすめします。
Contact Form 7
「Contact Form 7」とは、自分のサイトにお問い合わせフォームを設置できるプラグインです。
一時期Googleアドセンスに合格するためには、サイトにお問い合わせフォームを設置することが条件と言われていました。
しかし、現在はお問い合わせフォームがなくても、Googleアドセンスに合格できます。
とは言っても、サイトを運営していると、下記のようなチャンスが巡ってきます。
- 読者が商品やサービスについて、直接質問してくる。魅力を伝えられれば、自分のサイトから購入してもらえる。
- 企業から商品やサービスのレビュー依頼が来る。
- クローズドASPから招待メールが届く。
スパムメッセージが届くこともありますが、お問い合わせフォームを設置するメリットのほうが大きいです。

AddQuicktag
記事を作成していく中で、よく使用するテンプレート文や記事の装飾は必ず出てきます。
しかし、同じ文を毎回入力したり、記事装飾機能の中からカスタマイズを探し出すのは面倒です。
そのような時は、「AddQuicktag」のプラグインがおすすめです。
「AddQuicktag」とはお気に入りのような機能で、頻繁に使用する文章やカスタマイズをすぐに呼び出すことができます。
例えば、私はよく使用するアドセンス広告を「AddQuicktag」で登録することもあります。
記事の作成効率を上げたいという方にぴったりのプラグインです。
WP Fastest Cache
利用するプラグインが増えたり、記事の数、画像の数が増えてくると、気になるのはサイトの表示速度です。
サイトの表示速度は少なからず、SEOに影響します。
さらに、表示速度が遅いと、読者が待てず離脱する可能性も・・・。
サイトの表示速度が遅いと感じ始めた時に、利用すべきプラグインが「WP Fastest Cache」です。
「WP Fastest Cache」とは、サイト速度を改善するために、キャッシュと呼ばれる技術を使用します。
特に難しい設定もないので、簡単に利用することも可能です。
「WP Fastest Cache」はAFFINGER5の公式サイトでも、入れるべきプラグインとして紹介されています。
しかし、AFFINGER5は表示速度も速く、最初のうちは導入しなくても問題ありません。

AFFINGER5の不要となるプラグイン
WordPressのプラグインには、多くのサイトで導入されている人気プラグインがあります。
しかし、AFFINGER5を使用すれば、必須と言われているプラグインが不要となるケースもあります。
ここでは参考程度に、AFFINGER5で不要となる人気プラグインをご紹介します。
SEO系プラグイン
WordPressのプラグインとして、高い人気を誇っているのがSEO系プラグインです。
indexの設定やメタディスクリプションの設定を行えるSEO系プラグインが多いですが、AFFINGER5では標準機能で設定が可能となっています。
また、AFFINGER5にはSEO対策が既に施されています。
おすすめプラグインとしてよく推奨されますが、サイトの表示速度低下にも繋がってしまうので、特にSEO系プラグインを導入する必要はありません。
不要となるSEO系プラグイン
- All in One SEO Pack
- Yoast SEO
- Premium SEO Pack
SNSシェアボタン設置系プラグイン
サイトへアクセスする読者というのは、全員がGoogleやYahoo!から検索して来るわけではありません。
スマホが普及している現代、SNSからサイトへの流入も非常に重要となります。
そこで必要となるのが、SNSのシェアボタンです。
AFFINGER5では記事上や記事下に、TwitterやFacebookなどの拡散ボタンを設置できます。
これにより、記事を読み終えた読者が拡散したいと思えば、その流れでボタンを押してもらえます。
SNSからの流入も大いに期待できそうですね。
不要となるSNSシェア系プラグイン
- WP Social bookmarking light
- AddToAny Share Button
AFFINGER5のおすすめ・不要プラグインまとめ
AFFINGER5に必ず導入したいプラグイン、おすすめのプラグイン、不要なプラグインをご紹介しました。
非常に豊富な機能が揃っているAFFINGER5ですが、やはり必須となるプラグインはあります。
しかし、大人気かつアップデート頻度も多いWordPressテーマなだけに、必要最低限のプラグインだけで済ませられます。
また、プラグインの導入を抑えられれば、サイト速度の低下を防いだり、不具合の発生を防止することも可能です。
