WordPressテーマを選定する上でチェックしたい項目の1つとして、複数サイトでの利用可否があります。
複数サイトで使い回せるのであれば、2サイト以上立ち上げる予定の方は出費を抑えることができます。
では、人気WordPressテーマ「AFFINGER5」の場合、複数サイトで利用はできるのでしょうか?
今回は「AFFINGER5」のライセンス形態について、詳細をご紹介します。
本記事の信頼性
私は「AFFINGER5」を2年半以上使用しており、また現在は専業ブロガーとして活動しています。
AFFINGER5(アフィンガー5)のテーマは複数サイトで利用できる?
それでは、早速結論からです。
「AFFINGER5」は複数サイトで利用が可能なライセンス形態となっています。
もちろん、自分のサイトでのみ使い回しが可能です。
家族や会社単位であっても、個人で利用する場合はその分テーマを購入しなければなりません。
また、他人のサイト制作を自分が代行する際であっても、テーマは作成するサイト分購入する必要があります。
自分は意図していなくても、思わぬところで規約違反となる可能性があります。
必ず公式サイトの規約をチェックしておきましょう。
AFFINGER5(アフィンガー5)のプラグインは複数サイトで利用できる?
「AFFINGER5」には、様々な専用プラグインが用意されています。
例としては、下記のようなプラグインが挙げられます。
「AFFINGER5」のプラグイン
- STINGERタグ管理プラグイン3
- LasyLoad SEO
- SUGOI MOKUJI(すごいもくじ)
- カスタム検索プラグイン
しかし、「AFFINGER5」の専用プラグインは有料となっており、中には20,000円を超えるものもあります。
では、プラグインはWordPressテーマと同様に複数サイトで使い回せるのでしょうか?
公式サイトで確認したところ、「AFFINGER5」の専用プラグインについても、自分のサイトであれば使い回せることが分かりました。
利用範囲はテーマと同じで個人に限られるので、ご注意ください。
AFFINGER5(アフィンガー5)に禁止ジャンルはあるの?
ブログを運営する上で、決めなければならないのがジャンルですよね。
ジャンルとしては旅行や節約、VODなど多種多様ですが、注意が必要なのがアダルトジャンルです。
WordPressテーマによっては、アダルトジャンルでのブログ運用を禁止しているものもあります。
代表的なWordPressテーマでいうと、下記テーマが挙げられます。
アダルト禁止テーマ
- 賢威
- TCDシリーズ
では、「AFFINGER5」はどうなのかというと、禁止ジャンルは設けられていません。
公式サイトにも、下記の通り明記されています。
ただし、法やモラルに反しないサイトを作成するようにしましょう。
サイトから発生した責任は、当然ながら「AFFINGER5」の販売元では負いませんのでご注意ください。
AFFINGER5(アフィンガー5)のライセンス形態を確認
「AFFINGER5」はテーマ、プラグインともに複数サイトで使い回せるライセンス形態であることをご紹介しました。
しかし、他にも注意すべきライセンス形態はあります。
それは、「AFFINGER5」で使用されているCSSやJavaScriptのコード、画像、アイコンなどのライセンス形態です。
「AFFINGER5」は100%GPLではなく、PHPファイルを除くファイルはスプリットライセンスが採用されています。
GPLとは簡単に言うと、下記のような性質を持つライセンスです。
GPLとは?
- 自己責任で利用する
- 著作権表示は消さない
- 複製・改変・再配布・販売は自由にできる
- 再配付時はGPLライセンスにする
PHPファイルに関してはGPLライセンスが適用されますが、それ以外のファイルについては適用されません。
普通にサイトを運営する上では問題ありませんが、「AFFINGER5」で使用されているコードやファイルを利用する際は注意しましょう。
「AFFINGER5」のライセンス形態の解説は以上となります。
なお、「AFFINGER5」をまだ購入しておられない方は、下記記事で詳細なレビューをしておりますので、よろしければご覧ください。
関連記事【限定特典付きレビュー】AFFINGER5を2年使用して感じたメリット・デメリット
AFFINGER5(アフィンガー5)の複数サイト利用可否まとめ
「AFFINGER5」はテーマ、プラグインともに自分のサイトであれば、複数サイトで適用可能です。
しかし、家族や会社での利用、サイト作成を代行する際は注意が必要で、あくまで個人単位での使い回しに限ります。
他人が「AFFINGER5」を利用する際は、新たにWordPressテーマを購入しなければならないので、ご注意ください。
また、「AFFINGER5」には禁止ジャンルがなく、法やモラルに反しなければどのようなジャンルでもサイト運営できます。
その分価格は少々高くなっていますが、当サイトでも利用している非常におすすめのWordPressテーマです。