WordPressを使用してサイト運営を始める上で、必要となるのがパーマリンクの設定です。
サイトには多くの設定がある中、意外と適当に設定しがちなパーマリンクですが、最初の設定は非常に重要となります。
ということで、今回はパーマリンクの設定と、その変更手順を解説していきます。
サイト運営初心者の方は、要チェックです!
WordPressのパーマリンクとは?
パーマリンクと言いますが、そもそもパーマリンクとはどういう意味なのでしょうか?
パーマリンクとは、ブログにおける記事(投稿ページ・固定ページ)やカテゴリー、ランディングページなど、WebページのURLのことを言います。
アドレスとも言いますね。
例えば、本記事のURLは「https://shop-hi-mall.com/wordpress-permalink/」となっていますが、このURL全体がパーマリンクとなります。
ちなみにですが、パーマリンクとよく似た言葉として、「スラッグ」と呼ばれる用語があります。
スラッグとは、URLの末尾部分を意味する言葉で、本記事の場合スラッグは「wordpress-permalink」となります。
よく混同されがちな言葉ですが、覚えておきましょうね。
パーマリンクの6つの設定!SEOの観点からおすすめはどれ?
WordPressのパーマリンク設定には、下記6つの設定があります。
あらかじめ設定したパーマリンクにより、URLは下記のように変更されます。
設定 | パーマリンクの意味と例 |
基本 | 自動で連番が振られる。 例:https://shop-hi-mall.com/?p=123 |
日付と投稿名 | 投稿日(年・月・日)と投稿名で構成される。 例:https://shop-hi-mall.com/2020/06/23/wordpress-permalink/ |
月と投稿名 | 投稿日(年・月)と投稿名で構成される。 例:https://shop-hi-mall.com/2020/06/wordpress-permalink/ |
数字ベース | 投稿IDで構成される。 例:https://shop-hi-mall.com/archives/123 |
投稿名 | 投稿名のみで構成される。 例:https://shop-hi-mall.com/wordpress-permalink/ |
カスタム構造 | 独自の設定ができる。 |
6つのパーマリンク設定がありますが、おすすめはどれなのでしょうか?
1番おすすめのパーマリンク設定は、「投稿名」です。
パーマリンクは見たらどのような記事の内容なのか、分かるのが理想と言われています。
まず、「基本」と「数字ベース」はローマ字入力ができないので、パーマリンクとしてはあまり向いていません。
また、「日付と投稿名」や「月と投稿名」には任意のローマ字を入力できますが、URLから情報が古いと判断される場合があります。
例えば、本記事のURLが「https://shop-hi-mall.com/2018/06/23/wordpress-permalink/」となっていた場合、「この記事の情報は古い?」と思ってしまいそうですよね。
読者に古い情報と判断されるとサイトの離脱にも繋がってしまい、非常に勿体ないです。
よって、1番のおすすめはシンプルかつ任意のローマ字を入力できる「投稿名」となります。
ちなみに、Googleでも以下の通り、シンプルなURL構造を推奨しています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
また、どのようなコンテンツかパーマリンクで分かることも推奨されていますね。
SEOも考慮すると、パーマリンクは「投稿名」がおすすめとなります。
パーマリンクの設定方法を画像付きで解説
おすすめのパーマリンクの設定をご紹介したところで、次にWordPressのパーマリンクの設定方法を見ていきましょう。
step
1パーマリンクの設定画面へ遷移
最初に、WordPressのパーマリンク設定画面へ遷移します。
WordPressのダッシュボードから、「設定 > パーマリンク設定」と進みます。
step
2パーマリンクの設定・登録
パーマリンクの設定画面から、「投稿名」を選択します。
選択後、「変更を保存」をクリックして設定を完了します。
step
3パーマリンク設定反映の確認
最後に、パーマリンクの設定内容が反映されていることを確認します。
記事の投稿画面から下記のように、投稿名だけがパーマリンクとして表示され、設定できることをチェックしましょう。
パーマリンクの設定は以上です。
WordPressのパーマリンク設定方法まとめ
今回はWordPressのパーマリンク設定方法について、ご紹介しました。
パーマリンクはURLのことであり、おすすめの設定は「投稿名」となっています。
このパーマリンクは後から変更することも可能ですが、WebページのURLが変わってしまい、SEO的にもよくありません。
また、他にもリダイレクト設定など、面倒な作業も発生してしまうので、必ず最初のうちに設定しておきましょう!