「STORK19」と「JIN」は人気のWordPressテーマと聞くけど、実際におすすめなのはどっち?
本記事は「STORK19」と「JIN」のどちらを購入しようか迷われている方、違いを知りたい方向けの記事となっています。
本記事の内容
- 「STORK19(ストーク19)」と「JIN」どちらがおすすめか
- 「STORK19(ストーク19)」と「JIN」の特徴を7つの項目で比較
- 「STORK19(ストーク19)」と「JIN」を具体的におすすめできる方
本記事の信頼性
私は、有料のWordPressテーマを4つ使用し、複数のサイトを運営しています。
使用中の有料WordPressテーマ
- STORK(ストーク)
- AFFINGER5(WING)
- THE THOR(ザ・トール)
- JIN(ジン)
今回ご紹介する「STORK19」「JIN」についても両方購入し、実際に使用しています。
使用経験からどちらがおすすめなのか、機能面など様々なポイントで比較を行っていきます。
また、「STORK19」と「JIN」はブログ初心者の方にも人気のWordPressテーマです。
ブログ初心者の目線からも、おすすめをご紹介します。
それでは、早速見ていきましょう。
STORK19(ストーク19)とJIN(ジン)どっちがおすすめ?
早速結論から見てみましょう。
「STORK19」と「JIN」どちらがおすすめできるWordPressテーマなのかですが、人によって変わるのが結論です。
その理由としては、選定ポイントは人それぞれ異なるからです。
WordPressテーマには機能面や価格面、サポート面など重視すべきポイントが非常に多くあります。
多少価格が高くてもカスタマイズ性能が整っているWordPressテーマを購入したい方もいれば、安ければ安いほど嬉しいという方もいるでしょう。
よって、あなたが何を選定ポイントに置いてWordPressテーマを購入するかによって、おすすめのテーマも変わってきます。
次にご紹介する比較詳細をご覧になった上で、自分にぴったりのWordPressテーマを選んでくださいね。
STORK19(ストーク19)とJIN(ジン)の違いを比較
WordPressテーマはそれぞれ異なった特徴があり、比較ポイントも多く存在します。
どのようなポイントで比較すれば良いか分からない方向けに、ここでは「STORK19」と「JIN」を下記項目で見ていきます。
比較ポイント
- 価格
- カスタマイズ性能
- デザイン性
- サイトの表示速度
- サポート制度の充実度
- SEO対策
- マニュアルの充実度
比較ポイント1:価格
最初に、誰もが気になる「STORK19」と「JIN」の価格を比較してみましょう。
WordPressテーマ | 価格 |
STORK19(ストーク19) | 11,000円(税込) |
JIN(ジン) | 14,800円(税込) |
価格としては、「JIN」のほうが「STORK19」より約4,000円ほど高くなっていますね。
何故価格に差が出ているのかというと、ライセンス形態が影響しています。
WordPressテーマには、複数サイトで使いまわせるテーマと使いまわせないテーマがあります。
「STORK19」と「JIN」のライセンス形態を見てみると、
WordPressテーマ | 複数サイトの利用可否 |
STORK19(ストーク19) | |
JIN(ジン) |
「STORK19」は複数サイトに使いまわすことができないライセンスとなっています。
どういうことかと言うと、例えば2サイト目を立ち上げた場合、1サイト目と同様に「STORK19」のテーマを適用したいのであれば、もう一度「STORK19」を購入しなければなりません。
自分のサイトであってもです。
一方、「JIN」は新たに同じWordPressテーマを購入せずとも、2サイト目に適用可能となっています。
よって、今後2サイト以上立ち上げる予定のある方は、「JIN」のほうがおすすめとなります。
比較ポイント2:カスタマイズ性能
WordPressテーマによって、サイトのカスタマイズ性能は大きく異なります。
カスタマイズ性能が高ければ、他のサイトとも差別化を図れ、Googleから評価されやすい記事に仕上げることも可能です。
なので、私がWordPressテーマを選定する上で一番重要視しているポイントでもあります。
では、「STORK19」と「JIN」を比較してみるとどうでしょうか?
カスタマイズ性能面においては、「JIN」のほうが優れていると言えます。
大きな理由としては、記事装飾機能の豊富さが異なるからです。
「STORK19」も「JIN」も基本となる記事装飾機能は備えています。
記事装飾機能
- マーカー
- ボタン
- ボックス
- ブログカード
- 吹き出し
しかし、「JIN」のほうが種類は圧倒的に多く、おしゃれな機能も揃っています。
例えば、ボックスを見ても、下記のようにシンプルなボックスとアイコン付きのおしゃれなボックスで異なります。
「STORK19」のボックス例
「JIN」のボックス例
さらに大きな違いとして、「JIN」には下記のようなランキング機能が備わっています。
ランキング機能はアフィリエイトで活用でき、読者の購買意欲を高めることにも繋がります。
しかし、残念ながら「STORK19」にランキング機能はないので、注意が必要です。
また、アフィリエイトに役立つものとして、CTAと呼ばれるエリアがあります。
CTAとは、読者に取って欲しい行動のことを言います。
例えば、読者が記事を読み終え、次に取る行動は何になるでしょうか?
多くはサイトから離脱しますよね。
しかし、離脱する可能性の高い記事下にCTAと呼ばれるエリアを設置し、広告やアフィリエイトリンクを配置するとどうなるでしょうか。
次の行動を考えている読者は、自然と広告やアフィリエイトリンクをクリックします。
CTAエリアについては、「STORK19」「JIN」ともに設置が可能となっています。
以上、記事装飾機能の豊富さやランキング機能のことを踏まえると、カスタマイズ性能は「JIN」のほうが高く、またアフィリエイトを実践する際も「JIN」をおすすめします。
STORK19 | JIN | |
記事装飾機能 | 普通 | 多い |
ランキング | ||
CTA |
とは言っても、「STORK19」と「JIN」は他の有料WordPressテーマに比べると、アフィリエイトに向いているテーマとは言えません。
アフィリエイトに一番向いているのは、当サイトでも利用している「AFFINGER5」です。
有料WordPressテーマの中でも非常に多くのカスタマイズ機能が揃っているので、こちらも一度チェックしてみてくださいね。
関連記事【限定特典付きレビュー】AFFINGER5を2年使用して感じたメリット・デメリット
比較ポイント3:デザイン性
ブログ運営を始めるのであれば、デザインの整ったサイトに仕上げたいという方も多いのではないでしょうか?
本来HTMLやCSSのプログラミング言語を駆使し、サイトは構築されますが、現在ではWordPressなどのツールを利用することで、簡単に作成できるようになりました。
しかし、デザイン性は選択するWordPressテーマに大きく依存します。
例えば、特徴的なデザインをしているWordPressテーマと言えば、「SANGO(サンゴ)」のテーマです。
「SANGO」は柔らかいデザインで読者も疲れにくいので、非常に人気の高いWordPressテーマとなっています。
しかし、カスタマイズしても上記デザインから大きく変えることはできず、カラーやテキストなどを変更できる程度です。
このように、WordPressテーマによってサイトのデザインは決まってきます。
では、「STORK19」と「JIN」のデザインはどのようになっているのでしょうか?
まず「STORK19」のデザインを見てみましょう。
利用する画像にもよりますが、「STORK19」は比較的シンプル、かつ少々ポップなデザインのサイトに仕上げることができます。
次に、「JIN」のデザインを見てみましょう。
こちらもカラーや画像次第ではありますが、スタイリッシュなデザインのサイトとなっていますね。
多少デザインに違いはありますが、「STORK19」と「JIN」は有料WordPressテーマの中で、シンプルなデザインの部類に入ります。
公式サイトにはサンプルサイトがいくつか掲載されていますので、自分好みまたは作成したいサイトジャンルに適しているか、一度チェックしてみてくださいね!
比較ポイント4:サイトの表示速度
有料WordPressテーマは基本的に、サイトを高速表示するための施策が施されています。
「STORK19」と「JIN」に関しても、公式サイトには速度を最適化している旨の表記が下記の通りされていますね。
「STORK19」の速度表記
「JIN」の速度表記
サイトの表示速度はSEO指標の1つと言われていますが、実際「STORK19」と「JIN」でどちらのほうが表示速度は速いのでしょうか?
下記は私が実際に運用しているサイトの表示速度です。
速度はWeb上の「PageSpeed Insights」というツールを使用して測定したものです。
結果としては、「STORK19」の速度が【71】、「JIN」の速度が【66】となりました。
数値だけ見れば、「STORK19」のほうが速いですね。
しかし、サイトの表示速度は記事数やプラグインの数など、様々な要因により変化します。
一概に「STORK19」のほうが速いとは言えず、サイトによっては「JIN」のほうが速いという場合も考えられます。
とは言っても、SEOに影響するほど表示速度が遅いわけでもないので、選定する上では特に意識しなくても問題ありません。
ただし、「STORK19」と「JIN」はAMPという高速表示技術に対応していません。
他の有料WordPressテーマの多くはAMPに対応しているので、速度面に関してはAMP非対応という点だけご注意ください。
比較ポイント5:サポート制度の充実度
今やプログラミングの知識なしで始められるブログ運営ですが、やはりWordPressの画面設計が整っていても、最初は操作の仕方など分からないことも多いです。
私も完全独学のサポートを特に受けずにブログ運営を始めましたが、記事投稿の仕方やカテゴリーの設定方法など、正直分からないことだらけでした。
そのような時に役立つのが、WordPressテーマのサポート制度です。
有料のWordPressテーマはサポート制度を設けているものもありますが、その内容はテーマによって大きく異なります。
今回ご紹介している「STORK19」と「JIN」のサポート制度を見てみると、
WordPressテーマ | サポート制度 |
STORK19 | 購入後30日間の無料メールサポート |
JIN | なし (会員フォーラムの利用は可能) |
公式サイトのメールサポートを受けられるのは、「STORK19」のみとなっています。
しかし、「JIN」では会員フォーラムを利用できます。
2020年9月現在でもフォーラムは活発に動いており、質問も行われています。
例えば、下記は「JIN」の会員フォーラムに投稿された質問「カスタマイズで設定したものとプレビュー(公開したサイト)の見え方が異なる」ですが、回答としては、
「JIN」運営チームのメンバーが回答しているのが分かりますね。
解決するために何度もやり取りが行われており、サポートの対応も非常に丁寧です。
また、他の「JIN」利用ユーザーの質問もチェックできるので、Q&Aの形式でいつでも確認が可能です。
最初のサポート充実度で言えば、メールで直接公式のサポートを受けられる「STORK19」ですが、長期的に見れば、「JIN」のほうが長くサポートの恩恵を受けられるでしょう。
もし、質の高い公式サポートを受けたいのであれば、他の有料WordPressテーマ「Diver」がおすすめ。
「Diver」は追加費用なしで、無期限・無制限のメールサポートを受けられるので、サポート制度を重視している方は要チェックです。
関連記事無期限・無制限サポート!WordPressテーマDiver(ダイバー)の特典付きレビュー!
比較ポイント6:SEO対策
ブログ運営を行う上で避けては通れないのが、SEO対策です。
SEO対策とは、記事を検索エンジンの上位に表示させるための施策のことを言います。
有料のWordPressテーマには標準でSEO対策が施されていますが、「STORK19」と「JIN」で差はあるのでしょうか?
結論としては、「STORK19」と「JIN」のSEO対策に差はありません。
両WordPressテーマとも、内部リンクは張り巡らされており、またパンくずリストの設置などもされています。
テーマ標準のSEO対策により差が出て、検索順位が変わるということはほぼないので、SEO対策面で比較する必要は特にないでしょう。
比較ポイント7:マニュアルの充実度
ブログ運営はスピード感も非常に重要で、更新頻度の多いサイトは評価もされやすくなっています。
しかし、ブログ初心者の方はサイトの構築に時間が掛かり、なかなか記事の執筆に入れない方も多いです。
実際、私もブログを立ち上げてからカスタマイズなどを行い、最初の記事執筆に取り掛かるまでに3週間ほど日数を要しました。
いち早く記事の執筆に入るため、重要なポイントの1つがマニュアルの充実度です。
マニュアルの通り進めていけば、サイトのデザイン面で迷うことはあっても、操作面で迷うことはありません。
では、「STORK19」と「JIN」のマニュアル充実度をチェックしてみましょう。
「STORK19」のマニュアル
「STORK19」のマニュアルサイトは基本設定の部分から、サイト全体のカスタマイズ部分まで、詳しく手順化されています。
「JIN」のマニュアル
「JIN」のマニュアルサイトについても、画面込みで非常に細かく説明されています。
例えば、記事の要約を行うディスクリプションについては、
ディスクリプションの意味まで解説されています。
「STORK19」と「JIN」の両方のマニュアルを閲覧し、サイトを構築してきた私の目線からすると、マニュアルの充実度という面においては「JIN」のほうが分かりやすい印象でした。
なお、マニュアルサイトはテーマを購入していなくても閲覧できるので、一度ご覧くださいね。
STORK19(ストーク19)とJIN(ジン)の違いを一覧比較
STORK19 | JIN | |
価格 | 11,000円(税込) | 14,800円(税込) |
複数サイト | ||
カスタマイズ性能 | ||
デザイン性 | シンプル・少しポップ | シンプル・スタイリッシュ |
サイト表示速度 | ||
AMP対応 | ||
サポート制度 | 購入後30日間のメールサポート | 会員フォーラムの利用 |
SEO対策 | ||
マニュアルの充実度 | ||
初心者おすすめ度 | ||
総合評価 |
「STORK19」と「JIN」は似た特徴を持つWordPressテーマです。
しかし、価格やカスタマイズ性能、サポート面など比較すべきポイントはいくつかあります。
上記表を参考に、ご自身が重視したいポイントを見つけてくださいね!
また、両WordPressテーマともカスタマイズ項目が多すぎるわけではなく、使いやすい設計となっているので、ブログ初心者の方にも非常におすすめですよ!
なお、各WordPressテーマの詳細は下記記事でご紹介しております。
関連記事2年半の愛用歴!WordPressテーマSTORK19(ストーク19)のレビュー
関連記事WordPressテーマ「JIN」の評判・口コミは?実際に使用したレビュー!
STORK19(ストーク19)とJIN(ジン)をおすすめできる方
ここまで様々なポイントで「STORK19」と「JIN」を比較してきました。
では、具体的に両WordPressテーマをおすすめできるのはどのような方なのか、詳細を見てみましょう。
STORK19(ストーク19)は低価格、かつシンプルな設計が良い方におすすめ
「STORK19」は人気WordPressテーマの中でも、比較的安価なテーマとなっています。
WordPressテーマは今後のブログ運営に大きく影響するので、お金の出し惜しみはあまりおすすめしません。
とは言っても、価格は10,000円を越すので、少しでも出費を抑えたいという方に最適のWordPressテーマです。
また、有料WordPressテーマは多くのブロガーが利用できるように、汎用的に作成されているケースが多いです。
しかし、「STORK19」はカスタマイズ項目が最低限に作られており、設計が非常にシンプルとなっています。
よって、低価格で最低限の機能、かつブログ初心者で使いやすさを重視する方に「STORK19」はおすすめと言えます。
JIN(ジン)は複数運営したい、かつカスタマイズ性能を重視している方におすすめ
「JIN」は「STORK19」に比べると価格が高いですが、複数サイトで使い回せるライセンス形態です。
なので、複数サイトを運営する予定のある方は、初期費用は高くなるものの、トータルで見ると「JIN」のほうがお得となります。
また、「JIN」は「STORK19」と同様に設計がシンプルでブログ初心者におすすめと言われていますが、カスタマイズ項目も豊富です。
スタイリッシュなデザインで、おしゃれと評価している方も非常に多いですね。
よって、複数サイトを運営したい、かつ豊富なカスタマイズ項目でおしゃれなサイトに仕上げたい方に「JIN」はおすすめです。
STORK19(ストーク19)とJIN(ジン)の比較 | まとめ
「STORK19」と「JIN」について、7つの項目で特徴を比較しました。
どちらも大人気のWordPressテーマというだけあり、機能面や使いやすさなど、重視したいポイントの性能は非常に高くなっています。
最後に両WordPressテーマをおすすめできる人をまとめておきます。
なお、「STORK19」と「JIN」以外のおすすめ有料WordPressテーマは下記の記事でご紹介しています。
関連記事【2020年最新版】ブログ初心者におすすめの有料WordPressテーマ6選
併せてご覧くださいね。